冷房が効かない!エアコンの不具合が発生
私が住んでるマンションも築12年目になり、大手修繕施工会社さんが大規模修繕工事を行っている最中なのですが、先日暑いので冷房を使おうとしたら全く冷えなくなってしまったんです。
そのタイミングが工事で室外機を動かした日に近かったので、作業中に無理に移動をしたことで冷媒ガスが抜けていると判断。
すぐにカスタマーの方を手配してもらいました。
2日後にダイキンのカスタマーの方が来て冷媒のガス圧を測定。
するとゲージがほぼゼロの状態になっていることが判明したんです。
それがこちら。
マニホールドというガス圧を測定するゲージを使って調べます。
LOWが低圧、HIGHが高圧なのですが、ガスが抜けているのでどちらもゲージがゼロを示しています。
ガスが抜けているかの確認は低圧側だけ確認すればいいそうなので、ホースは低圧側だけに付いてる状態ですね。
状況から完全にゼロではなく気持ちガスが残っているのがゲージから確認できます。
この状態で運転し続けるとコンプレッサーが空焚き状態になり故障してしまう可能性が高いです。
なので、現場監督さんに急遽立会いをお願いしてガスが抜けていることを確認してもらいました。
ダイキンのカスタマーの方の見解は外機、内機ともに問題ないので、
冷媒ガスの充填と接続部の部品交換で直るとのことでした。
立会いから2日後に監督さんが手配してくれた業者さんが来てくれました。
監督さんの立会いのもと、早速復旧開始!
その状況がこちら!
ガス漏れ部分の部品交換をした後の冷媒ガスの充填状況です。
最初に中に入ってしまった空気を真空ポンプで吸い出し真空状態にするんだそうです。
ゲージがマイナスになっていれば真空状態になっているそうなので確認して10分ほど待ちます。
ゲージに変化が無ければガスが漏れていないので、確認した後冷媒ガスを充填します。
最後にガスの圧力と冷媒の充填量をゲージと測定器で確認し作業完了です。
ガスの充填を確認したのがこちら!
今回工事によるエアコンの不具合だったんですけど、
カスタマーサービスの方と現場監督さんの迅速な対応が良かったのですぐに復旧できました。
来ていただいた職人さんにもいろいろ教えていただいたので、いい勉強になりましたし、今後の修繕業務に役立てていきたいと思います。
もし急にエアコンが効かなくなったら冷媒ガスが抜けている可能性が高いので、
まずはメーカーのカスタマーサービスに相談してみましょう。