警察署の留置施設とは

2025/04/25 ブログ ブログ
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今月初旬に俳優の広末涼子さんがトラックとの追突事故で軽傷になり、搬送された病院で対応した看護師に蹴りを入れる・引掻くなどし、傷害の容疑で現行犯逮捕された事件を観て留置所について調べてみました。

あまり詳しい事は分かりませんが、施設内はこんな感じのイメージです。

 

 

拘留部屋は4畳ほどの広さにトイレがあるのみ。

ここで最大4人が同じ部屋に拘留されます。

部屋と通路の間には鉄格子の窓がありますが、外部に窓(外の景色が見える)はありません。

おそらく逃走の恐れがあるためと外部との情報遮断のために窓が無いのだと思われます。

部屋の形も5角形になっていて方向感覚を鈍らせる造りになっています。

女性の場合は女性専用の留置施設がある警察署に拘留されます。

 

拘留中は決められた時間に起床し、床上げ・歯磨き・洗面の後部屋の掃除をするみたいです。

その後朝ご飯を食べて(味噌汁なし ほうじ茶か水)日中は刑事取り調べ・読書・検察官聴取・弁護士、家族との接見などをして過ごします。

お風呂は週2回 一回20分。

刑務官?警察官は20分に一回監視に廻ってきます。

夜は夕食後1時間ほど休息時間があり午後830分には就寝。

接見者の弁護士・家族からは日用品や週刊誌・衣類(紐の付いていない下着に限る)は差し入れ可能みたいです。

 

逮捕後は72時間以内に身柄が検察に引き渡されます。(実際には警察署に拘留される)

検察官の聴取は他の容疑者の聴取もあるので1日拘束されます。

軽微な事件については10日ほどで釈放となりますが、取り調べが続くと20日間拘留され、(最大23日)その間に検察官が起訴するかしないかを判断します。

※1件の容疑につき20日なので2件目の容疑で捕まると更に20日間追加で拘留 窃盗容疑で現行犯逮捕されたのち傷害容疑で再逮捕など

起訴された場合は裁判になりますので判決が下るまで継続して拘留されることになります。(拘置所などに移送される)

 

広末さんの場合10日で釈放不起訴になったので事件性はないとの判断なのでしょうね。

トラック会社の方とは示談が成立しているみたいですし。

本人も猛省しているとの報道だったので今後の活躍にも期待したいところです。

以前俳優の伊藤健太郎さんがひき逃げ事件で逮捕されたニュースもありましたが、彼の場合はその後メディアで見かけることはあまり無くなってしまいました。

イメージが先行してしまうんですかね。

政治家・芸能人・スポーツ選手などはすぐニュースになってしまって、それまで築いてきた物が一瞬のうちに崩れ去っていくのを観ると華やかさだけでなく自分を律する大変さもあると思います。

今回の報道で広末さんがメディアで観れなくなってしまうのは悲しいので個人的には救済してあげてほしいです。

 

交通事故は気を付けていてもちょっとした不注意で誰にでも起こる事なので、皆さんも心にゆとりを持った安全運転を!